エンジニアはデスクワークが中心になります。エンジニアの方の中には、仕事中は座りっぱなしという人も少なくないでしょう。人間にとって、座りっぱなしの状態は、あまり健康的ではありません。実際に血流が滞ったり、血栓ができやすくなったり、姿勢が悪くなりやすいといったマイナスな影響を及ぼすと言われています。
そこでぜひおすすめしたいのが、筋トレです。筋トレをすれば、血流が良くなり、身体を引き締められるだけでなく、リフレッシュにもなって集中力アップに期待できます。それを踏まえ、今回は椅子に座りながらできる筋トレを紹介したいと思います。
まず、1つ目がシーテッドカーフレイズ。
背筋を伸ばして椅子に座り、膝を90度に曲げます。そして両手で両膝を押さえる形になるように、下方向に力を与えます。この状態でかかとをゆっくり上げ下げする動作を繰り返します。これを行うことで、むくみを解消することが可能です。
そして2つ目は、アームリフト。
背筋を伸ばした状態で座り、顔の前で手のひらと両肘を合わせます。できるだけ力を入れて、手のひらと肘をくっつけたまま、ゆっくり垂直に上方向に引き上げます。この時、時間をかけてゆっくり上げるのがポイントです。上の限界まで上げきったら、顔の前まで下げていきます。これで肩周りの筋肉をほぐすことができるので、肩こりの方におすすめです。
最後に3つ目がドローイング。
まず、お腹を膨らませる感じで、限界まで息を吸い込みます。その後息を止めて、酸素を体中に巡らせます。そして膨らんだお腹を凹ませるように、思い切り息を吐きます。息を吐き切った状態で30秒キープします。これで腹横筋が鍛えられるため、腰痛改善に良いと言われています。
座りっぱなしで体がガチガチな方は、ぜひ自分の状態にぴったりな筋トレを実践してみてください。